目 次
正解がわからない派遣会社における面接の服装
- 明日派遣会社の面接を控えている!服装どうしよう?
- Yahoo!知恵袋やネットの記事では何でも良いって書かれているけど本当?
- 服装で合否が変わることもあるのか?
- 気合を入れすぎて浮きたくない
- 就活のようにスーツでいかないと良い仕事を紹介してもらえない?
- スーツやオフィスカジュアルを持っていないから普段着で行きたい!
など、「派遣 服装」と検索をかけると、たくさんお悩みが出てきます。特に派遣会社の登録、面接に初めて行くという方は不安ですよね。就職活動のように型もないです。
すべての派遣会社で通じるはっきりとした正解はなく、言いきれるスタイルはありません。
派遣会社における面接時の服装の正解は「派遣会社や職種による」です。
アパレル業界などは面接で私服のセンスが問われるなんてこともありますが、ここからは一般的に無難とされるパターンや、できるだけ失敗を避けられる服装について説明していきます。
派遣の面接時の服装は重要?
派遣の面談でも面接でも、服装は重要です。服装は身だしなみの1つ。事前に「私服でもOK」と言われるケースも多いですが、気を配っておいて損はありません。大事な場面やビジネスシーン、仕事において人に会う際には特に気を使います。
今回は、ネットやSNSでも疑問の声が上がる「派遣の面接時の服装」について解説します!
いろいろな意見が膨大にある中で正解がわからない方、ぜひ参考にしてくださいね。
無難なのはスーツで間違いない?
どんな職種であっても、何より無難な最強のアイテムは「スーツ」です。
「絶対失礼にあたらない」という安心感がありますよね。持っている方は一番安心・安全のスーツで行きましょう。
特にオフィス勤務希望の方は、準備をおすすめします。
スーツを持っていない!用意できない方へ
オフィス勤務希望で、以下に当てはまる方は、いわゆる「オフィスカジュアル」を意識してコーディネートしましょう。
- これまでスーツを着用するような仕事をしてこず現段階でスーツをは持っていない方
- 新卒から何年も経ちリクルートスーツを着ることに抵抗がある方
清潔でアイロンのかかっている服を用意します。
女性のオフィスカジュアル
- 落ち着いたデザイン、シンプルな色味のブラウスやカットソー
- カーディガン、もしくはジャケット
- パンツ、スカート(膝下だとベスト)
- パンプス、もしくはローファー
女性のオフィスカジュアルのポイントとして上記が挙げられます。アパレル業界の採用は例外ですが、派遣の面接においては、おしゃれや個性を出すことが求められていません。フリルやラメがついた服を着用するのは避ける方が無難です。
トップスは襟やボタンがついたシンプルなシャツ、パンツはセンタープレスが入ったものを身に付けると清潔感のある、爽やかな印象を与えられます。
また、コーディネートを引き締めるためにおすすめしたいのがカーディガンです。秋から冬にかけてジャケットやカーディガンを羽織る方は多いと思いますが、夏場にも着用することをおすすめします。
というのも、夏場にカーディガンを身に付けることで、汗染みができたりインナーシャツが透けるのを気にしなくて済むためです。冬場はグレーやネイビー、夏場は白やベージュといった季節感を考慮したカラーを選択できるのがベスト。
一方、以下のようなNG例は「迷ったら避ける」のが無難です。自信を持って面接に臨めるオフィスカジュアルを心掛けましょう。
- ミニスカート
- ジーンズ
- マキシサイズなどのロング丈スカート
- 肩回り、胸元が露出しているトップス
- キャラクターのデザインTシャツ
- ジャージ
- サンダル、ミュール、クロックス
- 高めのヒール
- ムートンブーツ
男性のオフィスカジュアル
- 襟付きのシャツ、ポロシャツ
- ジャケット
- スラックス、もしくはチノパン
- ネクタイ
- 革靴
男性の場合は、上記のようなポイントに従ったオフィスカジュアルを心掛けると企業の担当者に好印象を与えられます。
ジャケットは落ち着きのあるネイビーやベージュのものを、シャツやパンツはクリーニングやアイロンにかけて清潔感のある状態で身に付けるようにしてください。
パンツにはベルトを着用することが基本ですが、黒や茶色といったシンプルなタイプを選ぶのがおすすめです。ベルトと革靴の色を揃えると、統一感が出て引き締まった印象を与えられます。
女性の場合と同様に、NG例を以下に挙げておきます。カジュアルな印象を与えるジーンズやジャージは当然NG。判断に迷ったらよりフォーマルな選択肢を取り入れることが大切です。
- ジーンズ
- 半ズボン
- ジャージ
- キャラクターのデザインTシャツ
- タンクトップ
- サンダル、クロックス
- ムートンブーツ
- 革ジャンバー
清潔感が損なわれる格好、シワや汚れが目立つ服なども男女問わず避けましょう。
また、靴も服装の一部。スニーカーは職場見学などでオフィスに訪問する場合はやめておいた方が無難です。
奇抜、派手なデザインは避けてください。特に汚れているものは失礼にあたります。
オフィスカジュアルで抑えるべきポイント
- 清潔感
- 初対面の人に不快さや不安を与えない
- 動きやすく、露出の少ない恰好
工場や倉庫はスーツやオフィスカジュアルでなくても良い?
希望の仕事が倉庫や工場の場合は、スーツやオフィスカジュアル以外でも問題ないと言われることがほとんどです。スーツやオフィスカジュアルで行って困ることはありませんが、持っていない方はわざわざそろえる必要がないかもしれません。
不安な方は一度派遣会社へ聞いてみましょう。
職場見学や顔合わせでは、音が鳴るので革靴やパンプスは遠慮してくださいと言われる現場もあります。
身だしなみで仕事が決まる?「登録会」も実質「面接」
派遣社員、正社員、契約社員、パート、アルバイト。どんな雇用形態であっても働く!となれば、面接は必ず行われます。面接というより、登録会というイメージが強い派遣会社も同様です。
派遣の登録会も面談を挟み、本人の人柄やスキル、職歴なども確認されます。つまり、紹介される仕事の質は、この時の面談に左右されます。
また、すべての派遣会社が登録会を挟み、お仕事紹介といった流れではありません。希望のお仕事に申し込んだ後は、その派遣先に勤務可能かどうかの面接に入る派遣会社もあります。
いずれにしても良い印象を抱いてもらえれば、希望に近い働き方ができるかもしれません。
服装も印象を決める重要なポイントです。いつもより少し気を配っていきましょう!
派遣会社の面接・登録時の服装は?
一般的に職種別で適切な服装は以下のように言われています。
- 【オフィス系】スーツ、オフィスカジュアル、革靴、パンプス
- 【工場、倉庫系】襟付きのシャツ、チノパン、スニーカー
- 【販売系】スーツ、オフィスカジュアル
派遣会社から指定があった場合や、職場見学といった派遣先の担当者との顔合わせがある際は、この限りではありません。職場見学や顔合わせがある場合「基本はスーツ、もしくはオフィスカジュアル」と考えておきましょう。
アクセサリーやメイク・香水は?
結婚指輪以外の指輪、ピアスやネックレスなどのアクセサリーは控えめなアイテムを。
ゴツゴツしたものや派手な装飾が付いているものは避けましょう。
アクセサリー自体、職場見学や派遣先担当者との顔合わせの場合は外しておくのがおすすめです。アクセサリーを完全禁止している現場もあります。
メイクについてもきちんと整えてから面接に臨みましょう。鮮やかな色のリップやつけまつげ、カラーコンタクトといった派手なメイクは避けるべきですが、ノーメイクもマナー違反。
自然な血色に近いチークやリップを取り入れ、健康的なナチュラルメイクを意識しましょう。
また、香水をつけるのは基本的にNGです。匂いは人によって好みが異なるため、かすかに香るだけでも面接官に悪い印象を与える可能性があります。
女性のネイルは落ち着いたものだとベター
ビジネスの場で初めて会う人がいる場合には、肌馴染みが良く落ち着いたカラーや、長すぎない爪が無難でベターと言えます。
派遣においては、面接時に神経質になる必要はありませんが、長い爪もネイルもNGな職場は多いです。極端に長い爪や重量を感じるようなパーツが付いているネイルは、面接や職場見学であっても断られてしまう可能性が高いです。
さらに、髪型についても十分に気を配りましょう。髪が長い場合は縛ってまとめる、前髪は目にかからないよう短く切るかピンで留めるといった工夫が必要です。
業界によって異なりますが、髪色は暗めがベター。茶髪NGの職種も少なくないため、派遣会社に確認しておくことをおすすめします。
男性のヒゲは?
服装ではありませんが、男性は、念のためヒゲも剃りましょう。
こちらも身だしなみの1つ。
近年は、人に会う際にはマスクをしている場合がほとんどですが、マスクを外して顔を見せる可能性もゼロではありません。オフィスでお茶を出されて困ってしまう場合や、面接の場で資料用の社員撮影など、マスクを外すシチュエーションが生じる可能性があります。
いざというとき、せっかく服装は完璧なのに!という状況は避けたいです。
服装ではないけど……音の鳴るガジェット類には注意!
スマートウォッチの使用
最近持っている方も多いスマートウォッチ。音の鳴る設定にしている方や、通知が来るとすぐに見てしまう習慣のある方は、注意です。
あらかじめ時計自体を外しておくか、通知をオフにしておくと安心です。倉庫や工場などは特にチカチカするのも目立ちってしまうため、面接前にチェックしておきましょう。
腕時計自体はOK!
面接時や職場見学時は、スマホを確認できないシーンが多いです。
腕時計はしていくのがおすすめです。
携帯電話には要注意!
面談時、面接時、念のため携帯電話の電源を切っておくと安心です。静かな環境で行われることが多いので、マナーモードのバイブがなったとしても目立ってしまいます。担当者に与える印象は決して良いとは言えないので、念には念を入れておきましょう!
派遣会社に聞いてみてもOK!
最初のエントリー時に問い合わせておくのがおすすめです。登録や面接時、職場見学、顔合わせ時など、場所や状況に合わせて適切な服装を教えてくれます。
ネットやSNSの情報に振り回されすぎず、本当に困ったときには派遣会社に頼ってくださいね。一番の正解を教えてくれます。
普通の就活や、アルバイトの面接に挑む時とは異なり「聞いて良い相手、相談できる相手がいる」ことは派遣の最大のメリットです。
服装と同じぐらい大事!コンディションを整えていこう
第一印象を決める服装と同じくらい大切なのは、当日のコンディションと笑顔。特に製造業をはじめとした工場系や、倉庫は元気さやその人の雰囲気を重視されます。体調管理も仕事を続けていく上で重要です。
規則正しい生活を心がけ、最高の笑顔と元気、コンディションで面接に臨みましょう。