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「ピッキング」はきつい？具体的な仕事内容は？
ネット通販は今や我々の生活には欠かせない存在になっていますよね。新型コロナウイルスの影響もあり、ますますその需要は高まっていますが、どのようなショップでも、在庫を保管しておく倉庫があります。
「ピッキング」とは、そのような倉庫の中で、発注が決まった商品をピックアップする業務のことを指します。
「重いものをたくさん運んできつそう」というイメージを抱く方も多いですが、ほとんどの場合はカートを使って運搬するため、そこまで力がいる仕事ではありません。
ピッキングには2種類ある
ピッキング作業は大まかに以下の2種類に分けられます。
- シングルピッキング（摘み取り式）
- トータルピッキング（種まき式）
それぞれの特徴を解説するので、チェックしてみてください。
シングルピッキング（摘み取り式）
「シングルピッキング」とは、1件1件の注文に応じて、1つずつ商品をピックアップしていく方式です。「摘み取り式」とも呼ばれ、ピッキング業務の多くはこのシングルピッキングに該当します。
ネット通販の注文に伴う作業もこのシングルピッキングであり、発送先ごとに商品を選び出していきます。
トータルピッキング（種まき式）
「トータルピッキング」は別名「種まき式」とも呼ばれており、複数の発注分の商品を一か所に集めた後、発送先ごとに振り分けていく手法です。他社からの大量発注を受ける企業で採用されることが多く、個人で商品を集めるシングルピッキングとは異なり、複数人でベルトコンベアを使用して作業を行うことが一般的です。
ピッキング作業には5つのメリットがある
ピッキング作業に就くことには以下の5つのメリットがあります。検討中の方は参考にしてみてください。
- 未経験者・初心者でも働きやすい
- シフトに融通を利かせやすい
- 短期の案件もある
- 深夜帯なら高収入も狙える
- スキルアップすれば昇給も可能
未経験者・初心者でも働きやすい
ピッキングはどれだけ速く、正確に商品をピックアップできるかが大切ですが、特別なスキルは必要ありません。もちろん経験があれば、その分スムーズに業務に取り組めますが、未経験者・初心者でも、問題なくスタートすることができます。
ただ、勤務先によってはフォークリフトを使用する場合もあります。免許を取得しておけば選択肢が広がり、給与の高い案件に就ける可能性が高くなります。
シフトに融通を利かせやすい
倉庫の規模や体制によりますが、ピッキング案件では多くの従業員を雇っている職場も多く、その分シフトに融通を利かせやすいというメリットがあります。予定が入っても比較的休みを取りやすいため、状況に合わせて臨機応変に働きたいという方におすすめです。
短期の案件もある
派遣の契約期間は勤務先によっても異なりますが、ピッキング業務の場合は短期間の求人を出している案件も多いです。
- まずは自分がピッキングに向いているかどうか確かめたい
- 次の転職先が決まるまでのつなぎとして働きたい
このような場合にピッキング案件を活用するのも良いでしょう。特に年末年始は募集が多くなるため、複数の選択肢の中から好条件な案件を選ぶことができます。
深夜帯なら高収入も狙える
もともとピッキングは時給相場が高い職種の1つですが、深夜まで稼働している倉庫も多く、遅い時間にシフトを入れることで割増賃金が適用されます。派遣でも高収入を得たいという方はもちろん、昼間は他のことに取り組んでいて、なかなか時間が取れないという方にもおすすめです。
スキルアップすれば昇給も可能
せっかくなら、目標ややりがいを持って働きたいという方も多いですよね。一見シンプルな作業に見えるピッキングですが、短時間でより多くの商品を運搬するには、慣れだけでなく、常に考えながら仕事をする必要があります。
そうやって業務をこなすうちにスキルアップも可能です。現場の責任者やリーダーを任され、昇給できるケースも多いです。
ピッキング作業が向いている人の特徴
未経験者でも始められるピッキングですが、誰でも簡単にこなせるわけではありません。主に以下のような特徴がある方に向いています。
- 黙々と作業に集中できる人
- 効率化を考えられる人
- 体力がある人
ではなぜこのような方がピッキングに向いているのか、具体的な理由を解説していきます。
黙々と作業に集中できる人
主にシングルピッキング（摘み取り式）の案件に当てはまりますが、ピッキング業務は1人で商品の運搬を行うことが多いです。そのため、ミスに気を付けながら黙々と作業に打ち込めるような、集中力の高い方に向いています。
- 他の人とコミュニケーションを取りながら仕事したい
- 色々な仕事をやってみたい
という場合には、一度ピッキング以外の案件もチェックしてみると良いでしょう。
効率化を考えられる人
- 各商品の棚の配置
- 無駄のない移動ルート
- 適切な運搬量
短時間でたくさんの商品を運搬するには、以上のようなことを考えながら作業する必要があります。実際、人によってパフォーマンスには差があるため、常に効率化を考えられる方が重宝される傾向にあります。
体力がある人
重量のある商品を取り扱う場合にはカートやレーンを使用することも多いですが、ピッキングは倉庫内を歩き回ったり、棚から商品を下ろしたりと、常に体を動かす業務です。そのため、ある程度体力のある方が望ましいでしょう。
慣れるまでは大変かもしれませんが、運動不足解消を目的にピッキング業務に応募する方も少なくありません。デスクにじっとしているより、体を使う仕事がしたいという方にもおすすめです。
ピッキング作業の3つの注意点
最後にピッキング作業における注意点を紹介いたします。正式に契約を交わす前に以下の3点を確認しておきましょう。
- 勤務先によって取り扱う商品は様々
- ノルマが存在する場合がある
- 季節によって繁忙期がある
勤務先によって取り扱う商品は様々
一概にピッキングと言っても、実際に何を運ぶかは勤務先によって様々です。住宅建材のような重量のあるものもあれば、お菓子や雑貨、化粧品のような軽い商品を取り扱う場合もあります。
それによって労働の大変さも少なからず変わってくるので、どのようなものを運搬することになるのか、事前に確認しておくことが望ましいです。
ノルマが存在する場合がある
ピッキングの案件は比較的自由な労働環境であることが多いですが、稀に「1時間あたり◯個以上の商品を運ばなければいけない」といったノルマが存在する場合があります。仮にノルマを達成できなかったとしても、減給などの不当な扱いを受けることはありませんが、少なからずプレッシャーを感じることになるでしょう。
季節によって繁忙期がある
ピッキングの案件においても、取り扱っている商品や業種によっては繁忙期が存在します。特に年末年始やお盆休み、ゴールデンウィークといった長期休暇は忙しくなる職場が多いです。
場合によっては残業が発生するケースも考えられるため、年間を通じた大まかな動きを把握しておくことが望ましいです。
高収入のピッキング案件はマルジョブで検索！
シンプルそうに見えて、意外と奥が深い倉庫のピッキング業務。少なからず向き不向きはありますが、未経験からでも始められるという点は大きなメリットであり、自由に働けるという魅力もあります。
マルジョブではピッキングの案件も多く掲載しているので、興味があればぜひ検索してみてください。
