袋詰めバイトの求人に興味があるものの、「きつい」「やめたほうがいい」といった口コミを見て、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
同じ業務内容のバイトでも、感じ方は人によって違います。厳しい意見が多く寄せられているけれど自分には合っていると感じる、といったケースも十分考えられます。
この記事では、袋詰めバイトの仕事内容と、きついと感じる理由について解説しています。袋詰めバイトに向いている人の特徴も紹介しているので、アルバイトを探している方はぜひ最後までチェックしてみてください。
目 次
袋詰めバイトとは?
袋詰めバイトでは、食品や日用品など、さまざまな商品を袋に詰める作業を行います。一般的に、倉庫や工場、製菓店の求人が多いです。
初心者でもできる作業が中心で特別な資格やスキルが必要ないため、幅広い年代の人が活躍しています。比較的求人数が多いほか、繁忙期には募集人数が増えるため、採用ハードルが低いのも特徴の1つです。
袋詰め作業だけでなく、シール貼りや検品、仕分け作業などが業務内容に含まれるケースもあります。
【アルバイト】袋詰めの仕事内容
袋詰めバイトは、取り扱う商品によって働く場所や作業内容が異なります。自分に合った仕事が見つけられるよう、商品に応じた作業内容を知っておきましょう。
- お菓子:工場や製菓店の求人が多く、クリスマスやハロウィンなどのイベントで募集が増える
- 野菜やくだもの:市場の倉庫やスーパーでの作業が多く、カットやパック詰めを行うこともある
- 化粧品:主に倉庫などでサンプルコスメやノベルティグッズなどの袋詰めを行う
- 洋服:アパレルメーカーやショップの倉庫で行う袋詰め作業のほか、タグ付けや福袋制作などの募集もある
求人によっては、スーパーのレジ作業やデパートのプレゼント包装などが主な業務であるにも関わらず「袋詰めバイト」として募集されていることもあるため注意が必要です。ミスマッチを防げるよう、事前に応募内容をしっかりと確認しましょう。
袋詰めバイトがきついと感じる理由と対策
簡単な作業が多く、誰でも始めやすいというイメージが強い袋詰めバイトですが、きついと感じる方も少なくないようです。ここでは、袋詰めバイトがきついと感じる理由を解説します。
単純作業や細かい作業が多い
袋詰めバイトは同じ作業を繰り返す機会が多いため、単純作業が苦手な人はきつく感じるでしょう。
とくに細かい作業を正確に行う必要がある場合、集中力を保つのが難しくなることもあります。たとえば、袋の中身を規定の量に調整したり、決まった順序で商品を配置したりする作業では、注意力が求められます。
単純作業がきついと感じたら、「今日は〇分でクリアする」などのゲーム要素を取り入れて、作業の中に楽しさを見出してみてください。
立ちっぱなしになる
袋詰めバイトでは作業のほとんどが立ち仕事であるため、足や腰に負担がかかりやすくなります。とくに流れ作業で袋詰めを行う場合は同じ場所で立ち続けることが多く、足がむくんだり、筋肉痛になったりすることもあるでしょう。
こうした負担を軽減するためには、クッション性の高い靴を履く、休憩時間にストレッチを行うなどの対策が有効です。どうしても足腰に不安がある場合は、座って作業できる求人を探すのも一案です。
職場環境が暑い・寒い
職場環境が悪いケースも少なくありません。とくに食品工場や倉庫では温度管理が商品の品質に直結するため、冷暖房が制限されていることが一般的です。
こうした環境下での作業では、身体的な負担が増大します。寒い場所では防寒着を準備し、暑い場所では熱中症対策を心掛けることが重要です。暑さや寒さが苦手な場合は、「冷暖房完備」と記載されている求人を選ぶとよいでしょう。
袋詰めバイトのメリット
袋詰めバイトは初心者でも挑戦しやすく、柔軟な働き方ができる仕事として人気があります。とくに、短期的に働きたい方や簡単な作業を求めている方におすすめです。ここでは、袋詰めバイトのメリットを解説します。
未経験でも働ける
袋詰めバイトの最大のメリットは、未経験でも気軽に始められる点です。特定のスキルや資格が不要で単純作業が中心のため、初めてアルバイトをするという方にも適しています。
基本的に指示に従って商品を袋に詰めていくだけで、複雑な技術は求められません。初日から作業を覚えられることがほとんどであるため、早々に1人で作業できるようになるのも利点です。
ただし、ベルトコンベアでの流れ作業は慣れるまでに時間がかかるため、研修期間が設けられていることもあります。
繁忙期の時給が高い
繁忙期に時給が高くなりやすい点も、袋詰めバイトのメリットです。とくに需要が高まる年末年始やギフトシーズンといった時期は、通常よりも高い時給で募集されることがあります。
短期間で効率よく収入が得られるため、期間限定で働きたい人にも適しています。副業を探している社会人や、長期休みの学生にとって選びやすいアルバイトだと言えるでしょう。
単発の案件が多い
単発で働ける案件が多いのも大きな魅力です。イベントグッズやキャンペーン商品の袋詰めなどは1日~数日間限定で求人が出されていることも多く、自分のスケジュールに合わせて働けます。
袋詰めは基本的に1人で行う作業であり、単発の案件であれば人間関係で悩む心配もありません。単発の袋詰めバイトは、隙間時間に効率良く稼ぎたいという方におすすめです。
どんな人が袋詰めバイトに向いている?
袋詰めバイトは初心者でも簡単に始められる仕事ですが、とくに次のような方に向いています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
集中力がある
同じ作業を繰り返し行う袋詰めバイトでは、ある程度の集中力が求められます。商品によっては数や配置、順番を正確に守る必要があり、集中力を切らさず取り組まなければなりません。
そのため、単純な作業に飽きることなく、コツコツ取り組める人は袋詰めバイトに向いているでしょう。「育成系のゲームが好き」「ルーティンワークが得意」という方は無理なく働ける可能性が高いです。
1人で黙々と働きたい
袋詰めバイトでは、ほかの人と協力しながら作業することはほとんどありません。マニュアルどおりの手順で進めればよいので、指導を受ける機会も少ないです。
そのため、人と関わるのが苦手という方でも働きやすい仕事だといえるでしょう。接客や営業など、高いコミュニケーションスキルが求められる職場を避けたいという方にぴったりです。
中にはノルマが設定されるケースもありますが、多くの場合は自分のペースで作業することができます。
手先が器用である
手先が器用な方は袋詰めバイトに向いています。単純な仕事ですが、小さな商品を扱ったり、丁寧な包装を求められたりすることもあるためです。
細かい作業が得意だと、苦労せずに働けるでしょう。スピーディーに仕事をこなせるため、ノルマに苦戦する心配もありません。手先の器用さに自信がある場合は、ぜひ袋詰めバイトに挑戦してみましょう。
向いているかも?と思ったら袋詰めバイトをしてみよう
袋詰めバイトはマニュアルがしっかり用意されており、初心者でも挑戦しやすい仕事です。繁忙期には求人が増えるため、採用されやすいのも特徴。短期間で高時給の募集も多く、集中的に稼ぎたい方に適しているでしょう。
ただし、基本的に立ちっぱなしで単純作業を行うため、きついと感じることもあります。自分に合った職場を探すためには、事前に条件をしっかり確認することが大切です。
同じ袋詰めバイトでも職場によって作業環境が大きく異なります。さまざまな職場を比較してから応募しましょう。