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派遣会社の求人で見かける「寮完備」が気になる!
派遣会社の求人情報内に【寮完備】の記載を見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
派遣社員のために、寮として、アパートや一軒家を保有している派遣会社は多いです。住み込みの仕事を探している方や、住む場所と仕事を同時に決めたい方にとって、寮完備の求人は魅力的。
「節約しながらとにかく集中してお金を稼ぎたい!」という方にも、寮完備の案件はおすすめです。
本記事では、派遣の寮、寮生活について解説いたします。
派遣の寮はアパート?気になる住居形態は?
派遣の寮生活、部屋タイプや設備、どんな生活スタイルなのか気になりますよね。派遣会社の寮と言うと、アパートで相部屋というイメージが強い方も多いでしょう。
派遣会社によっては相部屋タイプも存在しますが、近年はシェアハウスタイプや1人暮らしタイプなどもあります。もちろん、1人暮らしタイプが望ましいと言う方は多いですが、コストの問題などデメリットもあります。
寮完備の仕事を希望する方は、ご自身の目的や予算、こだわり、生活スタイルに合わせて確認しましょう。
シェアハウスタイプ
一軒家やファミリータイプマンション内で共同生活する「シェアハウス」タイプは多いです。例えば3LDKなら、それぞれが個室を使用し、キッチン、トイレなどの設備スペース、生活家電などを共有します。
1人のプライベートエリアを確保しつつも、家賃や生活コストを抑えられるのがメリット。シェアハウス生活をあえて楽しむ方も少なくありません。
同じ職場で働く仲間の1人でもあるので、お互いに相談し合うことやコミュニケーションが取れることをメリットと感じる方にはおすすめです。
メリット
- 家賃、生活コストが抑えられる
- 人間関係が築きやすい
- 一定の空間でプライバシーが確保できる
デメリット
- 共有する設備やスペースの使用タイミングに気をつかう
- 物音や人の声などの生活音が気になることがある
- 掃除当番などがある寮では衛生面が気になる人もいる
相部屋タイプ
相部屋タイプは、1部屋に複数人で寝泊まりをする寮です。
仕事が忙しく寝泊まりするだけの方、同居人とのコミュニケーションが問題なくとれる方、パートナーやお友達同士で寮生活を希望する方には良いかもしれません。
最大のメリットは家賃が安く抑えられることでしょう。
プライバシーを重視される方には不向きですし、基本的に同居人は選べないことが多いので注意が必要です。
メリット
- 家賃、生活コストが抑えられる
- 気が合う同居人の場合は生活に張りが出やすい
デメリット
- プライベート、プライバシーが確保されない
- 生活音などが気になる
- 価値観や生活スタイルが合わないと大きなストレスを感じやすい
1人暮らしタイプ
普通の1人暮らしと変わらない生活クオリティが確保できます。(洗濯機だけは共有するケースも多いです)
3つのタイプの中で家賃、生活コストが最も膨らみます。
もちろん、初期費用が抑えられる点、最初から生活に必要な家具、家電がそろっているメリットはあります。
メリット
- プライバシー、プライベートが確保できる
- 自分のペース、価値観に合わせて生活が可能
デメリット
- 家賃、生活コストが他のタイプに比べてかかる
一般的に家具や家電はついている?
派遣の寮は、生活に必要な家電や家具が付いている場合がほとんどです。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
- 電気コンセント
- テーブル
- 電子レンジ
- 寝具
その他、インターネット環境については事前に確認しましょう。
設備費の負担分、家賃も同時に上がってしまう傾向があり、完備されている寮はそれほど多くありません。
また、ベッドについても同様です。適切なサイズが人それぞれ異なることや、衛生面、部屋が狭くなってしまうことなどが要因として挙げられます。
派遣の寮はカップルやお友達同士にもおすすめ
シェアタイプや相部屋タイプなどは、カップルやお友達同士におすすめです。
ルームシェアや同棲と変わらない感覚で住めますし、共有できるものが多いため生活費を節約できます。
派遣会社の寮に連帯保証人は必要か?
連帯保証人は不要の派遣会社がほとんどです。(保証人の有無は派遣会社によって異なります)多くの場合、物件自体を派遣会社が借り上げているか、買い上げているため、入寮において連帯保証人を立てる必要がありません。
ただし、緊急連絡先は、何かあった際の連絡先として提出を求められます。
派遣の寮はペット全面禁止!
派遣の寮は、ペット禁止です。
犬や猫だけではなく、うさぎやハムスターでも同様です。においや騒音などのトラブルリスクはもちろん、飼い主のマナーやしつけの担保がされていない点など、不安要素も多いためです。
派遣の寮生活にはどんなメリットがあるの?
比較的すぐに入居できる
採用となり仕事が決まった場合、通常のアパートと異なりすぐに入居が可能です。
寮自体は派遣会社が借り上げているか、買い上げているかのいずれかになりますので、一般的なアパートやマンションを契約するように不動産や大家さんとの契約や審査などもありません。
保証人も求められない場合がほとんどなので、スピーディーに入居できます。
入居コスト、家賃が抑えられる
派遣の寮は、初期費用や引越し費用なども抑えられます。一般的に賃貸を契約する際には、敷金礼金や、更新費などがかかることもありますが、派遣の寮には礼金、更新費などは不要です。
敷金の対応は派遣会社によって異なります。
敷金がなくても注意したいこと
敷金がなくても、退去する際に経年劣化以外の破損や家電などの故障が見られた場合は支払いを求められることもあります。寮の家具や電化製品はていねいに取り扱いましょう。
職場へ行きやすい、近い場合が多い
現場へ通いやすい、近いことも寮のメリットです。(※派遣会社や事業所、現場によって異なります)寮からバスが出ている仕事もあります。
寮生活の留意点・注意点
同居人や相部屋の相手は選べない
シェアタイプでも、相部屋タイプでも、同居人は選べません。もし自分と生活スタイルが著しく合わない場合はストレス負荷が大きいです。ご自身の生活スタイルの中で人より敏感な部分が多い方は、寮のタイプもよく検討しましょう。
生活音が気になる人は注意
特にシェアタイプや相部屋の場合、通常の1人暮らしの場合より他人の生活音が大きく感じてしまうことも多いです。同じ職場であるため、見知ったもの同士で余計気になってしまうことや、伝えづらいこともあるかもしれません。
共有部分の使用に配慮が必要!
共有部分によりますが、その範囲が広ければ広いほど気を使います。
例えばお風呂の場合は、タイミングに気を遣う!といった意見も多いようです。また、洗濯機などは自分の都合に合った時間帯に使えないとストレスにもなります。一緒に使うことになる同僚へ、どの時間帯に使うことが多いか、コミュニケーションをとって共有しておくのがおすすめです。
寮生活を始める前に確認したいポイント
今回は、あくまで一般的な視点からお伝えしました。
派遣の寮は、派遣会社や事業所、部屋タイプによって異なります。お伝えしたポイントを情報として持ちつつ、派遣会社の寮のお仕事を申し込む際には、以下のことを事前に確認しておきましょう。
- 部屋の間取り、タイプ
- 初期費用、毎月のコスト、必要書類の準備
- 立地
- そろえるべき家具や家電
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